2018/07/23 20:21
『しゃべるように歌うこと』
『歌詞を最大限に生かすように歌うこと』
20代に入り、そこに1番のポイントを置き、歌の練習をするようになりました。(これは今でも変わりません^^)
その上で、当時すごく影響を受けたのが、シンガーソングライターの矢野顕子さん。
彼女の、抜群のリズム感の中で踊るように語られる歌詞に衝撃を受け、なんとかこれを修得したいと夢中でCDを聞いたり、DVDを観たりして、研究してました。
そこで、自分もこんな風に歌えるような曲をつくってみよう!と思って作った曲のひとつが、この『猫』という曲です♪
新倉かえさんが書いた、リアリティがありつつも、おとぎの国感?非現実感?もある可愛い歌詞に惹かれ、そこに後から私が曲をつけました。
まずはコード進行を決め、それをピアノで弾きながら、、、、
ひたすら歌詞をしゃべる。そして歌ってみる。そして徐々に固めていく。
といった流れでできた曲です。
この制作方法は、今でもよく使っていて、わりと酔っ払いながらよくやってます笑
(たとえばこのCDの中だと、1曲目の『sandal wood』や10曲目の『おばあちゃんの家』など。決して、酔っ払いながら完成したわけではないです!)
コード進行は、当時がんばってカバーできるよう練習していたella fitzgeraldが歌う、あるジャズスタンダード曲からヒントをもらい、コードを組みかえたり、足したり、引いたりしながら、Jpopらしい構成にしてみました。
(Aメロ→Bメロ→サビ→ブリッジ、、みたいな)
新倉かえさんの素晴らしい歌詞が最大限に生きるようにと思い、いつも歌っています♪
そして、いつか猫をかうという夢を叶えたいという願いも込めて。